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ICBを買って流動性供給するまでの手順

どうも、ぺろりんです。

ICBを実際に買ってUniswapにPoolするところまでやってみたので、手順をメモっておきます!
これから購入しようという方はぜひご参考ください(=゚ω゚)ノ

ICBが何なの?って方は以前の記事をご参考ください。

以下はMetaMaskが導入されているところは前提で書いているので、もし導入がまだという方はたとえばこういうところとかで予め導入をお願いします。

でははじめましょう!


ICBの購入手順


以下の流れで購入(&受け取り)ができます。
(1)購入申請
(2)入金
(3)ICB受け取り

以下で詳しく見ていきましょう。


(1)購入申請


まずは、公式の購入ページにアクセスし、右上にある「ICBを購入する」をクリックすると、購入ページに遷移します。


購入ページで以下の情報をフォームに入力します。
・メールアドレス
・名前
・プラン(1口あたりのICB数量)
・プランの購入個数(プランの単位でICBを何口分購入するか)
・決済方法(日本円、BTC、ETH)
・ETHアドレス
(・BTCアドレス)
・「事業者、もしくは商行為目的での購入ですか?」への回答

ETHアドレスは、購入したICBを受け付けるためのアドレスを記入します。
MetaMaskの[アカウント詳細]からアドレスを確認できるので、ここに書いてあるのをコピペしましょう。




「事業者、もしくは商行為目的での購入ですか?」にチェックを入れます。
ICBを購入されるだいたいの方がこれに当てはまるかと思われますが、詳しくは以前の記事に書いたのでご参考ください。

数日待つと、申請フォームに書いたメールアドレスに「日本暗号資産市場株式会社」から「ICB購入フォーム受付のお知らせ」が届きます。



(2)入金


「ICB購入フォーム受付のお知らせ」が届いたら、指定の口座(アドレス)へ入金します。
入金先はICB購入ページに書いてあるので、そちらを参照ください。

私は日本円で購入したので普通に銀行振り込みでしたが、暗号資産にて購入される場合は入金額が「日本暗号資産市場株式会社」からメール案内されるので、この案内を待ってから入金します。


(3)ICB受け取り


こちらからの入金が終わってしばらく(数日くらいだったかな?)待っていると、これもメールで「ICB送金完了のお知らせ」が届きます。


お知らせが届いたら、MetaMaskにICBトークンを追加して確認してみましょう。

MetaMaskを開いて、下の方にある[トークンを追加]をクリックします。


[カスタムトークン]タブを選択し、[Token Contract Address]欄にICBのコントラクトアドレスを入力します。
このコントラクトアドレスはICB購入ページに記載されています。


[トークンシンボル]に「ICB」と表示されることを確認して[次へ]をクリックします。

すると、ちゃんとICBが入金されていることが確認できます!


[トークンを追加]ページで[トークンを追加]ボタンを押すと、無事にMetaMaskからICBトークンを確認できるようになります。


ここまでで、ICB購入が完了しました!


UniswapへのICB流動性供給


せっかくなので、ICB/ETHペアでUniswapに流動性供給してみましょう。

UniswapにPoolしたいICBと同額のETHをMetaMaskに入れておくことは前提とします。
これはETHを適宜購入しておいてくださいw

こちらのnoteで「対象プールアドレス」欄に記載されていますが、UniswapにあるICB/ETHペアのPoolアドレスへアクセスします。

[Token Safety Alert]が出てきたら、内容を確認して[I understand]をクリックして消します。
(詐欺トークンじゃないよね?大丈夫だよね?って確認です)


右上にある[Add Liquidity]をクリックします。


Uniswapのページに遷移するので、たとえばこちらのページを参考に、MetaMaskをUniswapと連携させます。

連携できたら、ページ中央にある[Add Liquidity]のフォームに、供給したいICB数量とそれに対応するETH額を入力して[Approve ICB]をクリックします。


MetaMaskの確認画面で[確認]をクリックします。


Uniswapの[Add Liquidity]で[Approve ICB]が終わるのを待ちます。


トランザクションが承認されると、MetaMaskのポップアップで「confirmed!」と教えてくれます。


Uniswapの方でも「Approve ICB」のポップアップが表示されます。


Uniswapの[Add Liquidity]で[Supply]をクリックします。


[You will receive]の画面で[Confirm Supply]をクリックします。


MetaMaskの確認画面で[確認]をクリックします。


Uniswapでトランザクションが送信されます。


しばらくUniswap右上のところが[Pending]になってぐるぐるしますが、これが終われば完了です!



まとめ


今回はICBの購入&受取と、Uniswapへの流動性供給手順を画像付きでご紹介してみました。
ご興味ある方は、ぜひICBを購入して遊んでみましょう!w

それでは今回はこのへんで。

テーマ : 仮想通貨情報
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Keyword : ブロックチェーン blockcahin 暗号資産 仮想通貨 暗号通貨 イーサリアム Ethereum ERC20 ICB

日本暗号資産市場が発行するICHIBA(ICB)は、一般人が買って大丈夫なの?

どうも、ぺろりんです。

2020年8月にPRTIMESでもプレスリリースされた、日本暗号資産市場が発行するICHIBA(ICB)をご存じでしょうか?

ICB自体は怪しげなものではないのですが、ICBを買おうと思うと詰まるところがあったので、「たぶんだいたいの人は買えると思われる」という結論を共有しようと思います。
(購入と流動性供給の手順はこちらの記事へ)

ただし、あくまで調べて私が出した結論の共有ですので、ここの情報を使用したことによる不利益等にに対する責任は一切負いませんので、あらかじめご了承ください。
この内容はあくまで参考意見として、ICB購入等は自己責任でお願いします。
また、とくに取引や投資を勧めるためのものではないことも明言しておきますw

まずはそもそもICBって何なの?という方のために、このへんの整理をしておきます。


日本暗号資産市場とは


ICBの前に、発行会社についても触れておきます。

日本暗号資産市場株式会社は、代表の岡部氏が率いる、暗号資産と実際の「モノ」をつないで、暗号資産に利用価値を生もうとしている会社です。

ICB以外にも『オクリマ』というなかなかに面白いサービスも展開されています。


ICHIBA(ICB)とは


ICBは、EthereumのERC20という規格に基づいて発行される「前払式支払手段」のトークンです。

法律は専門外なので調べつつ理解していっているところですが、一般社団法人日本資金決済業協会のHPによると、前払式支払手段とは以下4要件すべてを備えたものだそうです。

(1)金額又は物品・サービスの数量(個数、本数、度数等)が、証票、電子機器その他の物(証票等)に記載され、又は電磁的な方法で記録されていること。
(2)証票等に記載され、又は電磁的な方法で記録されている金額又は物品・サービスの数量に応ずる対価が支払われていること。
(3)金額又は物品・サービスの数量が記載され、又は電磁的な方法で記録されている証票等や、これらの財産的価値と結びついた番号、記号その他の符号が発行されること。
(4)物品を購入するとき、サービスの提供を受けるとき等に、証票等や番号、記号その他の符号が、提示、交付、通知その他の方法により使用できるものであること。


要するにSuicaなんかを想像すればだいたい良さそうです。

このへんが巧妙だと思いますが、どうやら前払式支払手段は暗号資産には該当しないようです。
金融庁が出している「暗号資産事務ガイドライン」、I-1-1②の注意書きにこんな記載があります。

(注)前払式支払手段発行者が発行するいわゆる「プリペイドカード」や、ポイント・サービス(財・サービスの販売金額の一定割合に応じてポイントを発行するサービスや、来場や利用ごとに一定額のポイントを発行するサービス等)における「ポイント」は、これらの発行者と店舗等との関係では上記①又は②を満たさず、暗号資産には該当しない。


というわけで、ICBに関しては「暗号資産」ではなく「前払式支払手段」に関するルールが適用されるわけですね。

一方で、ICBはERC20というEthereumの規格に準拠しているので、このへんはEthereum上にある他のトークンと同様に扱うことができる便利さがあります。


(参考)
有名なトークンやメリットを紹介!Ethereumの「ERC20」とは(TECHACADEMY)
前払式支払手段とは(一般社団法人日本資金決済業協会)
前払式支払手段ご利用のみなさまへ(社団法人日本資金決済業協会)


商行為とは?


さて、遊んでみようと思い公式HPへICBを買いに行ったところでちょっと詰まります。

必須の回答項目に、以下の記載があります。

事業者、もしくは商行為目的での購入ですか?


事業者じゃないので買っちゃダメなのかと思いつつ、なんかこれ見よがしに「商行為目的」という選択肢が提示されています。

結論としては「利益目的とか、取引所で取引する目的なら買ってOK」と思われますが、ここから順を追って見ていきましょう。


商行為の定義


商法の501条に定義がありました。

第五百一条 次に掲げる行為は、商行為とする。
一 利益を得て譲渡する意思をもってする動産、不動産若しくは有価証券の有償取得又はその取得したものの譲渡を目的とする行為
二 他人から取得する動産又は有価証券の供給契約及びその履行のためにする有償取得を目的とする行為
三 取引所においてする取引
四 手形その他の商業証券に関する行為


こんな感じです。

基本的には、ICBを買う人にとっては以下の目的であれば商行為と言えそうです。
・利益目的の売り買い
・取引所での取引


(参考)
商法:商人と商行為とは・・(小林弘明税理士事務所)
商人と商行為について(行政書士田中明事務所)
「商法の概要」と「商人・商行為」(4か月で行政書士の合格を目指す行政書士通信講座)


「取引所においてする取引」とは


念のため、取引と取引所についても調べておきましょう。

関係ありそうな「取引」は金融商品取引法と考えると(他にもあったらすみません)、以下によって暗号資産の取引は金融商品取引法で扱うところの「取引」のようです。

第二条の二 暗号資産は、前条第二項第五号の金銭、同条第八項第一号の売買に係る金銭その他政令で定める規定の金銭又は当該規定の取引に係る金銭とみなして、この法律(これに基づく命令を含む。)の規定を適用する。


特に暗号資産については、同じく金融商品取引法の以下に「暗号資産関連デリバティブ取引等」というのが定義されています。

第百八十五条の二十二 何人も、次に掲げる行為をしてはならない。
一 暗号資産の売買(デリバティブ取引に該当するものを除く。以下この章及び第百九十七条第二項第二号において同じ。)その他の取引又はデリバティブ取引等(暗号資産又は金融指標(暗号資産の価格及び利率等並びにこれらに基づいて算出した数値に限る。次条第一項及び第百八十五条の二十四第一項において「暗号資産関連金融指標」という。)に係るものに限る。以下この条、次条及び同号において「暗号資産関連デリバティブ取引等」という。)について、不正の手段、計画又は技巧をすること。


で、この「暗号資産関連デリバティブ取引等」に基づいて暗号資産交換業者に関する内閣府令の第一章第2条で「暗号資産交換業者等」というのが以下の通り定義されています。

一 暗号資産交換業者等 暗号資産交換業者、外国暗号資産交換業者又は金融商品取引法(昭和二十三年法律第二十五号)第百八十五条の二十二第一項第一号に規定する暗号資産関連デリバティブ取引等を業として行う者をいう。



ちなみに上記の次に書いてある条文をたどると、「暗号資産交換業に係る取引」というのも資金決済に関する法律の第一章第2条に以下の通り定義されています。

7 この法律において「暗号資産交換業」とは、次に掲げる行為のいずれかを業として行うことをいい、「暗号資産の交換等」とは、第一号及び第二号に掲げる行為をいい、「暗号資産の管理」とは、第四号に掲げる行為をいう。
一 暗号資産の売買又は他の暗号資産との交換
二 前号に掲げる行為の媒介、取次ぎ又は代理
三 その行う前二号に掲げる行為に関して、利用者の金銭の管理をすること。
四 他人のために暗号資産の管理をすること(当該管理を業として行うことにつき他の法律に特別の規定のある場合を除く。)。


とすると、「暗号資産交換業者に登録された業者のもとで暗号資産の売買や交換をする」行為は、商法で言うところの「商行為」になりそうかなという感じです。

そして暗号資産交換業者は、金融庁が出している「暗号資産交換業者登録一覧」を見れば把握できるという寸法です。


(参考)
暗号資産交換業者登録一覧(金融庁)


まとめ


日本暗号資産市場のICHIBA(ICB)を購入するときに「事業者、もしくは商行為目的での購入ですか? 」というチェック項目があって、自分がICBを購入して良いのか分からなかったので調べてみました。

結論は、「ICBを買おうと思うだいたいの人は買って良いと思われる」です。

もう少し詳しく言えば、特に以下のうち少なくとも1つを「目的」としてICBを購入するのであれば問題なさそうです。
①ICB含む何らかの売買で利益を得る。
②暗号資産交換業者に登録された業者のもとで暗号資産の売買や交換をする。

「目的」というのもちょっと幅がありそうですが、これは利益を得るステップのどこかでICBを介入させるって感じでしょうかw

とりあえず自分は買って良さそうだということが分かったので、ためしに買ってみようかと思います。

冒頭にも書きましたが、あくまでこれは私が個人的に調べた上での意見で、この内容を利用したことによる不利益等の責任は一切負えませんのであしからずw
ちょっとでも参考になりましたら幸いです(=゚ω゚)ノ

ではでは、今回はこのへんで。

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Money Tap (マネータップ) を導入してみた

どうも、ぺろりんです。

毎日やってる記事紹介ツイートでもご紹介したMoney Tap (マネータップ) 、以前から気になっていたのでインストールしてみました!




ツイートにも書いたように、要するに「口座振込がスマートにできるようになるアプリ」です。

PayPayなどが流行っていて今さら感ある中、はりきってインストールしてみたので、触ってみた感じなどをレビューしてみます!
導入の方法から書いていますので、使ってみようと思う方はぜひご参考ください。


Money Tap (マネータップ) 導入前の準備


利用要件の確認


公式ページのFAQに、以下のような利用要件が記載されているのでご注意ください。

・対応金融機関の口座(インターネットバンキング登録済み)
・SMSが使用できる電話番号
・eメールアドレス
・スマートフォン(動作環境は以下の通り)

[ iOS ]
iOS ver.10.0以上
iPhone5s以降の機種に対応
Touch IDもしくはFace IDが登録されていること

[ Android ]
Android ver.6.0以上
生体認証の利用を推奨




Touch ID の登録


私の場合、Touch IDを登録しておらず怒られたので、まずはこれの登録をしてきます。


[設定]>[Touch ID とパスコード]を開き(途中でパスコードの入力画面が入るかも)、[指紋を追加]を選びます。




「指でタッチ」と書いた画面が出てくるので、指示に合わせてホームボタンに指を付けたり離したりして指紋を登録します。


念のため、複数の指で指紋登録しておいた方が良いかも知れません。

ひとまずTouch ID の登録はこれでOKです!


Money Tap (マネータップ) のインストールと初期設定


インストール


まずは公式サイト経由でアプリをインストールします。



しばらくするとホーム画面にMoney Tap のアイコンが表示されるので、これでインストール完了です!



サインアップ


インストールができたので、次は初期設定していきましょう。

さきほどホーム画面にできたアプリのアイコンを開き、[サインアップ]を選択します。(Touch IDを要求されたら、指紋登録した指をホームボタンに当てて認証してください)


「利用規約・プライバシーポリシー」に同意できたら「利用規約・プライバシーポリシーに同意します」にチェックし、[次へ]をタップします。


次の画面でユーザー情報などをひと通り入力して、[確認]をタップします。


ちなみに、[電話番号による振込を許可]は後からでも設定できるようだったので、私はひとまずOFFにしておきました。(設定箇所は後述します)


入力情報の確認画面を終えると、SMSとメールで認証コードが送られてきます。

SMS


メール


送られてきた認証コードをそれぞれ入力して、サインアップ完了です。




銀行口座の登録


サインアップの完了画面で[利用開始]をタップすると、銀行口座の登録画面が出てきます。


たとえば「りそな銀行」を選んで進んでみると、りそな銀行のネットバンキングのページに飛ばされます。



記載内容を読んで同意し、[許可する]を選択してやると連携が完了します。
[他社サービスへ戻る]をタップすると、Money Tap のアプリに戻り、登録できたことを確認できます。




登録後、Money Tap のホーム画面にはこんな感じで登録口座が表示されます。


これで口座登録完了です!


Money Tap (マネータップ) アプリの操作感


一人で遊んでるのと、手ごろな連携講座がないので送金チェックまではできませんでしたが、アプリUIの触り心地くらいはレビューしておこうと思います!


QRコードの表示


アプリのホーム画面で[QRコード表示]をタップしてやると、受け取り用っぽいQRコードが出てきます。



他のMoney Tap ユーザーからは、このQRコード読み取りによって自分の登録口座に振り込んでもらえるのかな。


自分からの振込


自分が振込したいときは、アプリのホーム画面にある[¥](円マーク)をタップするとメニューが出てきます。



このメニューはホーム画面の受け取り口座を上にスワイプしても出せます。


振込メニューは以下の5通りです。
(1)登録口座
(2)自分の口座
(3)電話番号
(4)QR読取
(5)口座番号

この先は、手ごろな振込先ができたらまたレビューするかも(?)


設定変更


左上の[≡]をタップすると設定メニューがでてきます。


登録した名前をタップするとアカウント情報が表示されます。


アカウント情報の下の方に、サインアップ時に出てきた[電話番号による振込を許可]の設定項目がありました。



まとめ


手ごろな口座が1つしかなかったので実際の振込を試してみることができませんでしたが、だいたいの雰囲気くらいは伝わりました……?

アプリのUIとしては、個人的には結構使いやすく感じました。

あとはアプリのレビューにもありましたが、

対応する金融機関を増やして!!!!!

ということに尽きますw

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仮想通貨も相談無料!低コストでトラブル解決できる金融ADR制度とは?

どうも、ぺろりんです。

2018年11月21日から日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)紛争解決センターが「仮想通貨交換業務に関する利用者からの申立による紛争解決(ADR)」について協定を締結しました。

これは金融庁の資料にある「仮想通貨交換業に関する自主規制の概要について」に記載された苦情処理・紛争解決に関する要請に基づくものかと思われます。

ちゃんと知っておいた方が良さそうなので、この「金融ADR」なる制度について
1.どんなものか?
2.どうやって使うのか?
3.いくらくらいかかるのか?
という観点から調べてみました。

間違いなどありましたら、ぜひメールフォームからご指摘いただけると助かります。


1.金融ADRってどんなもの?

そもそもADRって?

「ADR」は「Alternative Dispute Resolution(代替的紛争解決手続、裁判外紛争解決手続)」の略で、トラブルが当事者間で解決できない場合に、当事者以外の第三者に入ってもらいつつ、裁判せずに解決を図る仕組みです。

訴訟を起こす場合に比べて
(1)手続きが簡便
(2)解決時間が短い
(3)当事者による解決が重視される
(4)低コスト
(5)非公開
という特徴があるようです。


じゃあ、金融ADRって?

金融機関相手のADRで、第三者として金融の専門家が中立・公正な立場で関与してくれます。


(金融)ADRのメリットとデメリット

では、(金融)ADRのメリットとデメリットはどんなものでしょうか?
調べてみた感じだと、以下のような点が挙げられるようです。

〈メリット〉
(1)裁判に比べて手続きが簡単
(2)裁判に比べて解決が迅速
(3)裁判に比べて低コスト
(4)中立・公正な専門家による和解案が得られる

また、「金融機関は、金融ADR機関から提示された和解案を原則受け入れ」というのも利用者からするとメリットになるかと思われます。

〈デメリット〉
(1)裁判に比べて結論の厳密性に欠ける(手続きの簡便性、解決の迅速性を求めるため)
(2)裁判に比べて、かえって解決が長引く可能性もある
(3)被害者に極端に有利とはならない
(4)「あっせん」の場合に解決案に拘束力がない(金融ADRの場合、上記のように金融機関側には拘束力がありそうです)
(5)認知度が低い

消費者金融などの利用者が払い過ぎた金利(過払い金)の返済請求は「債務整理」の扱いになるため、原則としてADRの対象にはならない」というのも、(暗号資産関連で起こるかはわかりませんが)デメリットかも知れません。

だいたいこんな感じでしょうか。


いつ利用するの?

当事者間(取引所とその利用者など)で、トラブルを解決できない場合に利用します。

今回は仮想通貨関連の利用シーンに絞りますと、日本仮想通貨交換業協会によれば、当事者間で協議して解決できない以下のような場合が想定されています。
・ (日本仮想通貨交換業協会の)会員による説明では納得できない場合
・ 苦情の処理によらずに金融ADRによる解決を求める場合
・ 苦情の申し出から3か月以上にわたり苦情の解決が図られていない場合

原則これらの場合について、「あっせん」および「仲裁」がここで利用できる金融ADRの内容となります。
上記以外の場合についても、まずは紛争解決センター・仲裁センターにご相談ください。

ただし「「苦情処理及び紛争解決に関する規則」に関する細則」によると、以下の場合は対象外となります。

(1)取引の名義が、当該申出人本人でない場合(ただし、規則第3条ただし書き該当する場合は除く。)
(2)苦情の原因である取引の日から3年が経過している場合
(3)当該苦情に係る訴訟が終了若しくは訴訟中、又は民事調停が終了若しくは民事調停中のものである場合
(4)弁護士会のあっせん・仲介手続きが終了又は手続中の場合
(5)会員の経営方針や販売態度又は会員従業員個人に係る事項など、事柄の性質上、紛争解決支援機関の利用が適当でないと認められる場合
(6)不当な目的で又はみだりに苦情の申し出をしたと認められる場合

(参考)
紛争解決について(日本仮想通貨交換業協会)
苦情処理及び紛争解決に関する規則(日本仮想通貨交換業協会)
「苦情処理及び紛争解決に関する規則」に関する細則(日本仮想通貨交換業協会)
紛争解決センター(ADR)(日本弁護士連合会)
ADRとは?(公益社団法人 民間総合調停センター)
裁判外紛争解決手続(Wikipedia)
金融ADR制度(金融分野における裁判外紛争解決制度)(金融庁)
金融機関との間でトラブルをかかえている利用者の皆様へ(金融庁)
金融ADRの現状と問題点(J-STAGE)
金融ADRの活用と利点と難点(朝雲法律事務所)
金融ADRとは、メリットとデメリット(ダブル平均法で株式投資)
ADR(裁判外紛争解決手続)の現状と課題(大阪地方裁判所・大阪家庭裁判所 )
ADR(仲裁)(第一東京弁護士会)


2.金融ADRはどうやって使うの?

金融ADR利用の流れ

日本仮想通貨交換業協会のページに参考資料として挙げられている金融ADR利用案内リーフレットによれば、トラブル発生後、金融機関の利用者が金融ADR利用までは以下の流れだそうです。(★をつけたのが、利用者が動く必要のある部分です)

STEP1:紛争の発生からADRの申立
(1)利用者と金融機関の間でトラブル発生
(2)利用者から弁護士会に金融ADRの申立(★)
(3)弁護士会から金融機関に手続きへの参加要請

STEP2:期日の開催と手続き
(4)利用者と金融機関からあっせん人へ主張&資料提出(★)
(5)あっせん人から金融機関へ提出要請(場合によっては★)
(6)利用者と金融機関の和解あっせん(★)

STEP3:紛争解決
(7)和解成立(トラブル解決)(★)

(参考)
早くて安心、弁護士会の紛争解決 金融ADR(第二東京弁護士会)
ADR(仲裁)(第一東京弁護士会)


申立の方法

申立は、東京三弁護士会の窓口に申立書や関係書類(このリンク先に、提出書類のチェックリストもあります)を提出すれば良いようです。
センター利用確認書」を提出することにより、日本仮想通貨交換業協会から取次ぎもできるそうです。

取引所会社でも、窓口についてたとえば以下で言及されています。
金融ADR制度について(GMOコイン)
金融ADR制度について(フィスコ仮想通貨取引所)
金融ADR制度について(みんなのビットコイン)
Coincheck 仮想通貨取引説明書(コインチェック)

(参考)
紛争解決について(日本仮想通貨交換業協会)
早くて安心、弁護士会の紛争解決 金融ADR(第二東京弁護士会)
金融トラブル、費用をかけずに早期解決!金融ADR制度をご利用ください(政府広報オンライン)


3.利用料はおいくら?

申立、話し合いについて金融機関の利用者は無料です。
これらの費用は金融ADRとして原則金融機関の負担となっていて、日本仮想通貨交換業協会の会員については明確に申立手数料と期日手数料について会員(金融機関側)負担と記載されています。

費用がかかるのは、あっせん・仲裁が成立した場合です。
日本仮想通貨交換業協会HPによると、手数料は以下の割合を申立人(金融機関の利用者)と相手方(金融機関)で分担します。


(参考)
紛争解決について(日本仮想通貨交換業協会)
苦情処理及び紛争解決に関する規則(日本仮想通貨交換業協会)
「苦情処理及び紛争解決に関する規則」に関する細則(日本仮想通貨交換業協会)
早くて安心、弁護士会の紛争解決 金融ADR(第二東京弁護士会)
金融商品取引法(e-Gov)


まとめ

詳細は本文を参照していただきたいのですが、「金融ADR」は
1.どんなものか?
2.どうやって使うのか?
3.いくらくらいかかるのか?
という3つの観点について、今回調べた結果から以下のようなものだと分かりました。

1.当事者間でトラブルが解決できない場合に、裁判に比べて低コストかつ短期間で第三者を交えて解決しようという制度。
2.日本仮想通貨交換業協会経由または東京三弁護士会の「紛争解決センター・仲裁センター」に直接書類を提出。
3.申立と相談までは無料で、あっせん・仲裁が成立したときに手数料が発生。

規則などを読み込むのはなかなか労力が必要かと思います。
困ったときには、こういう制度があることを念頭に置きつつ、日本仮想通貨交換業協会各センターに相談するのが良さそうです。

利用する機会に出会いたくはないですが(笑)、こういう制度があって、内容や手続きなどについて理解しておくのは有用だと思います。
制度自体の認知や理解が今後ちゃんと広まると良いなと思いつつ、今回はこのへんで。

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「CRYPTALS」の中の人にインタビューされてきた話

どうも、ぺろりんです。

ISID(電通国際情報サービス)による仮想通貨の情報収集ツール「CRYPTALS」を以前軽いノリでご紹介したのですが、記事を見て下さった中の人からお声がけいただき、先日、都内某所でインタビューされてきました!

私からはユーザー目線の感想をいくつかお伝えしたり、先方からは「CRYPTALS」というサービスについての思いなんかも聞くことができてとても有意義でした。
個人的なブロックチェーンに関する考えについても聞いていただき、以前記事で書いた話もしてみました。

今回の記事では、個人的な情報の整理がてら、「CRYPTALS」の中の人とお話しした内容をまとめてみようと思います。
(書くとマズそうなところや間違いがありましたらご連絡くださいw)


CRYPLALSとは?

はじめにCRYPLALSについて、いくつかご説明いただきました。
私自身知らなかったことが多くて興味深かったので、この記事を読んでくださっている皆さまにも共有しておきます!


CRYPLALSができた経緯

実は、CRYPTALSが企画されたのはcoincheckのNEM流出事件がきっかけだったそうです。

事件が起きた当時、公式よりも12時間くらい早い段階でインフルエンサーたちが異変に気付き、SNSでは情報が出回っていたそうです。
これを見て、SNSから機械的に情報を抽出できていれば、もっと早く事件に気付けて対応もできたんじゃないかという思いで、この「SNSから機械的に情報を抽出」する仕組みを「CRYPLALS」を作って実現したのだそうです。

そんな経緯もあって、「誰よりも早く、市場のトレンドをゲットしよう。」というのがコンセプトになったそうな。


CRYPLALSの特徴

CRYPLALSの特徴は、
(1)アルゴリズムにより機械的に
(2)SNS(Twitter)から
(3)特定の言語に特化せず
仮想通貨関連の情報を抽出してくるところです。

「誰よりも早く」というコンセプトのもと、早い段階で情報が出回るTwitterの情報を抽出しています。


CRYPTALSの実績

これまでの実績としては、「機械的に」情報を抽出することで、各メディアよりも2時間ほど早く情報を配信できているそうです。


最近のCRYPTALS

開いてみるとわかりますが、最近のCRYPTALSはめっちゃ重いですw
開発チームとしても問題として対応されていて応答時間は2秒が目標だそうなので、近日中にもっとサクサク動くようになるかも?!

また、情報の抽出アルゴリズムについては東京大学和泉・坂地研究室との共同研究もされているようです。
抽出アルゴリズムがもっといい感じになるのをマジで期待しています!!


お伝えしたCYPTALSへの感想・要望

どれくらい反映されるかはわかりませんが、私がお伝えしたCRYPTALSへの感想や要望を書いておきます。
今後のアップデートでこれらの内容が実装されるかも知れないので、気になる機能がなどがあれば今後もCRYPTALSの動向をチェックしておくことをおすすめします。

〈感想〉
・スマホで見るとレイアウトがくずれることがある
・UIがところどころ見づらい
・グラフとツイートが紐づけられているのがおもしろい
・リツイートにより同じ内容のツイートが重複して出現しているのは意味がないのではないか?
・グラフに紐づいたツイートを見るときは、以前実装されていたモーダルの方が見やすかった

〈要望〉
・もっといい感じのトレンドワードを拾って欲しい
・スマホアプリ版が欲しい
・スマホでもグラフが見たい
・各ページのトピック(「全て」、「ビットコイン」、…)を増やして欲しい
・「Sentiment Analysis」で、ポジティブだけ、ネガティブだけ、という見方もしたい
・使い方のヘルプが欲しい

個人的には、トレンドワード抽出を洗練していただきたい旨と、スマホアプリ版が欲しい旨を強調しおきましたw

今のトレンドワードだと「仮想通貨」とか「ビットコイン」みたいなトリビアルなワードが上位にあってあまり使えない印象ですが、まずこのトレンドワードが、もっとニッチというか、Twitterのトレンドワードみたいに「そんなワードがトレンドになってるの??」みたいなものになるともっと使えるツールになるんじゃないかと思っています。

スマホアプリ版も必須だと思っています。
PCよりもスマホを開く方が明らかに手軽で外でも使いやすく、ちょいちょい確認する上ではスマホを使うことが多いと思うのですが、現状のPC版をスマホでブラウザから見るとレイアウトなどの問題で使いづらいです。
通知設定にしても、スマホアプリ版としてリリースされればわざわざLINE連携する必要もありません。
一応個人的に使いやすいUIとしてcoincheckとお伝えしておいたので、その内coincheckに イ ン ス パ イ ア さ れ た UIになっているかも知れません(笑)

ついでにこれを書きながら思いましたが、「Buzz Topics」の注目度が炎のマークで表されているの、これ微妙に見にくいかも。他のユーザーはこれが「注目度」ってわかっているんだろうか……。
直観的にわかるという意味では、むしろ数値とか、文字や記載領域のサイズを変える方がわかりやすかったりするのでは?


CRYPTALSの今後

これはさすがに書くとダメな気がするので「お楽しみに」ということにしておきますが、今後のアイデアのひとつとして聞いたとあるアイデアが個人的に興味深かったのでぜひ実現して欲しいと思っています。

これはブロックチェーンらしい方向性のアイデアだったので、日本では流行りにくいかも知れませんが、実装されるとおもしろそうだなと。


感想など

冒頭の経緯のお話をきいてみて、coincheckの事件はやっぱり仮想通貨業界にかなり影響を与えているなぁという印象を受けました。
ここから今年の仮想通貨市場が低調になったり、自主規制団体が発足したりと色々ありました。
遅かれ早かれこういう事件は起こるだろうとは思っていましたが、ポジティブに考えるとすれば、2020年というオリンピックの年に向けて2年くらいあるようなタイミングでこの事件が起こったのって、意外と良かったのかも知れません。
今年に入ってから事件によるプレッシャーによって、仮想通貨業界の整備が進んだのもまた事実かなと思いますし、もう1年あれば回復の余地もあるように思えます。

CRYPLALSに関して言えば、仮想通貨関連のこういうツールって、(もっとちゃんと探すと見つかるのかも知れませんが)意外と見かけないです。
現状の実績としてメディアよりも2時間程度早く情報を配信できているとのことなので、特に短期で取引されている方にとっては、CRYPLALSは市場予測するための良い情報源になるのではないでしょうか。

ちなみに余談ですが、ちょいちょい本屋で見かけるいちばんやさしいブロックチェーンの教本はここの内部の方が書いているそうです。気になる方はこちらもどうぞw

というわけで、CRYPTALSの中の人からインタビューしていただいた話でした。

テーマ : 仮想通貨
ジャンル : 株式・投資・マネー

Keyword : 仮想通貨 ブロックチェーン CRYPTALS ISID ビットコイン 仮想通貨取引所

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ぺろりん

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まだ始まってもいない暗号資産(仮想通貨)、今後が楽しみです。
基本的な技術をちゃんと知りたいなぁと思いつつ、まったりお勉強していこうかと思います。

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