BLOCKCHAIN Code Campを受講してみた感想(前編)
以前はじめましたと報告したBLOCKCHAIN Code Campの受講が終わったので、レビュー的なものを書いておこうかと思います。
終わってからすでに1ヶ月ちょっと経っていますがw
BLOCKCHAIN Code Campが気になっている方は、ぜひご参考ください!
BLOCKCHAIN Code Campがどんなものか?とか、私が受講したコースなどについては以前の記事をご覧ください。
すこし長くなったので、前編と後編に分けています。
前編は全体的な感想や、だいたいどんな感じか?みたいな話になっています。
後編は、難しかったところや、改善して欲しい点などについて書いています。
それではいってみよー\(^o^)/
全体を通した感想
まず、一言で言うと良かったです(小並感)
特に良かった点は以下ですかね。
(1)「DApps開発」という目標へ向けた最短コースになっている
(2)(一部を除き)教材が分かりやすい
(3)メンターのサポートが心強い
(1)「DApps開発」という目標へ向けた最短コースになっている
(2)にもつながりますが、コースを通して「DApps開発」という到達点が意識されている構成です。
最終課題でDApps開発する(Cryptozombiesのアプリを仕上げる内容)ために必要な要素だけを、逆算してコースが組まれている感じになっています。
環境構築についても、テキスト通りに進めると必要最小限の環境ができあがるようになっています。
あくまで「DApps開発」すること、プログラミングをすることがやりたいことなので、環境構築や余計なところに時間や思考を割かないで良い配慮がされたコース設計になっています。
(2)(一部を除き)教材が分かりやすい
(1)のような構成ということもあり、最終課題に不要な内容は極力排除されていて、あえて情報が絞られて理解しやすくなっています。
情報が絞られつつも、個人的にはフロントエンド部分なんかそのまま実践で使えるような内容に感じました。
記述もできるだけ行間にギャップがないように、新しい単語や概念は基本的に説明してから使うような配慮がありました。
ただし、途中でCryptozombiesを使う章があるのですが、このあとはちょいちょい概念の説明などが省略されていて理解しづらく感じました。
「Cryptozombiesで出てきた内容だから」という理由ではありますが、そもそもこのコースからCryptozombiesに行ったときに現状だとギャップを感じた点が一部あったので(特にJavaScriptの非同期処理のあたり)、このへんは自分で穴埋めが必要になりました。
(3)メンターのサポートが心強い
人にもよったり、今だからかも知れませんが、レスポンスをかなり早くいただけて助かりました。
相談や質問にも丁寧に応えてくださいました。
週1くらいのペースでオンラインで対面してメンタリングしていただき、そこで進捗や状況確認、相談や雑談をして定期的にコミュニケーションできます。
こんな感じで、初心者でも気軽に質問しながらできて進めやすいです。
特にブロックチェーンに特有なMetaMaskなどの環境は、質問しながら(しかも日本語で!)進められるというのは学習する上で結構な時間短縮になると思います。
こんな人におすすめ
ズバリ、「とにかくDApps開発をやってみたい人」です。
すでに書いたように、このコースは「DApps開発」するための最短コースになっている印象を受けたので、「実際のDApps開発がどんなもんか?」知りたい人にはおすすめできます。
レベル感も、プログラミング未経験からでもできるような内容になっています。
ただし、未経験の場合は多少他の人よりも時間がかかる可能性があることは念頭に置く方が良いです。
プログラミング上級者で「ブロックチェーンは未経験だけど触れてみたい」ような方も、メンターの方と相談しつつ不要な部分はカットしたコースにカスタマイズしてもらうことが、少なくとも現状可能そうです。
ざっくりした教材の流れ
ざっくり言うと、
フロントエンドの話(HTML/CSS、JavaScript)→Cryptozombies→DApps開発
みたいな流れになっています。
BLOCKCHAIN Code Campの教材でフロントエンドの基本的なことをやったらCryptozombiesでブロックチェーン開発の基本を学んで、再度BLOCKCHAIN Code Campの教材に戻って具体的なブロックチェーンを使った練習問題や課題をこなしていきます。
受講したコースの目次
私が受講したコースの目次はこんな感じです。
想定日数は、だいたい1日3時間前後くらいを目安に考える感じで良いと思います。
私の場合は、1日あたり6時間以上とか使えたので、日数としてはこの想定日数の半分くらいで進めました。
1. 導入
教育フローの説明
質問の仕方
環境構築(エディタ、ブラウザ等)
2. HTML/CSS基礎 (学習目安:3日)
HTML/CSSについて
主なHTML/CSSのタグ、要素の紹介
3. HTML/CSS演習(学習目安:3日)
4. HTML/CSS実習(学習目安:3日)
課題を作成していただきます
5. JavaScript基礎(学習目安:4日)
JSについて
変数、データ型、演算、条件分岐等の説明
6. JavaScript演習(学習目安:4日)
DOM操作
7. JavaScript実習(学習目安:3日)
8. Solidity(学習目安:7日)
9. ERC20(学習目安:1日)
10. ERC721(学習目安:1日)
11. DApps開発入門(学習目安:2日)
12. DApps開発復習課題(学習目安:4日)
13. Wallet作成(学習目安:6日)
14. 最終課題を作成(学習目安:20日)
環境構築について
先述のとおり、基本的にテキスト通り進めることで何も考えずに環境ができあがるようなコース設計になっています。
理解を深める目的であれば、たしかに環境構築に頭を悩ませながら進むことは勉強になりますが、あくまでこのコースでは「DApps開発」がやりたいので、「ブロックチェーンを使ってプログラミングする」という本題に最大限のリソースを割くことができる設計になっているのはありがたいです。
学習にかかる時間
やってみた感じだと、そんなに詰まらなくても1日3時間前後くらい使いつつ、コースで想定された2ヶ月(約60日)程度はかかりそうでした。
私の場合はHTML/CSSやプログラミング自体はかじったことがあり、フロントエンドやCryptozombiesくらいまでは想定された時間よりすこし少ないくらいの時間で終わりました。
しかしCryptozombies後のブロックチェーンとフロントエンドを連携する課題はところどころ詰まってしまい、コース後半は想定よりも時間がかかってしまいました。
小まとめ
BLOCKCHAIN Code Campの受講レビュー前編をお送りしました!
ザクっと言うと、
・全体的に良かったです
・おすすめしたい人は「とにかくDApps開発をやってみたい人」です
ということをお伝えしましたw
そんなわけで、次回の後編に続きます(/・ω・)/
お楽しみに!
ブロックチェーン関連の記事紹介まとめ(2019年9月:#244-273)
ブロックチェーンや暗号資産(仮想通貨)関連の記事や論文などのデイリー紹介ツイート、9月分のまとめです!
ご興味ある記事があれば、ぜひ元記事も読んでみてください!
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2019年10月:#274-304 >>
記事紹介まとめ(2019年9月:#244-273)
技術的にはやっぱりだいたい一緒なんですね。
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 1, 2019
ここにも書いてるように、合意アルゴリズムが分かれた時点で結構違うものって感じになりそうだ(´・ω・`)#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
地域通貨っていまいち使いづらく思ってしまうけど、閉鎖的な地域ほど相性良いのかしら?
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 2, 2019
そうすると、過疎地ってのは良いのかもだけど、そーいうところってどれくらいIT技術に対して受容的なんだろうか(´・ω・`)#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
AIはあんまりな感じだけど、今のところ #暗号資産 や #ブロックチェーン に関しては、日本は比較的一線に居る印象。
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 3, 2019
取引所の事件で良くも悪くも認知度は上がったし、これをきっかけに体勢や制度改正などが進んだ感もある。#blockchain #仮想通貨 #暗号通貨
中古車市場ってデカいのな。
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 4, 2019
車だけでなく、中古市場が結構デカいのか(´・ω・`)
そして車は単価が高い。
これはどこでマネタイズするんだろう?プラットフォームの利用料か、マイニング手数料かな?#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
おお、#ブロックチェーン による一意性の証明が、マジョリティ層に受け入れられたわけか。
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 5, 2019
この手の使い方は今後普及するかしら。#blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
匿名性が、というならそーいう #暗号資産 を使えば良いと思うけど、それだAMLとかの観点からよろしくないと。
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 6, 2019
そうすると、現金と同等の匿名性の仕様にできれば、それは受け入れられるんだろうか?#ブロックチェーン #blockchain #仮想通貨 #暗号通貨
enigma興味あるけど全然追えてないんだよなぁw
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 7, 2019
「分散型テクノロジー、人工知能、ロボット工学、IoTなどの先進技術に統合が起こる」という考えは激しく同意。#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
要するに、WEB3.0はプライバシーが保護されて、より分散型に近いネットワークと思えば良いってことかな?(´・ω・`)#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 8, 2019
多くの人にとっては、正直言ってそれやりに信用できる企業に個人データを預けておく方が、個々人で管理するよりも安全に思える。
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 9, 2019
利便性なら、分散型NWであれば、企業ではなくNWに個人データを提供するという形で実現できるのかな。#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
Web3.0では、やっぱこの「個人データを持ち主が持つ」ようなプライバシーの問題が主題っぽいな。
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 10, 2019
定義が書いてあると嬉しいんだけどな。。#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
前編から後編までご紹介してみましたw
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 11, 2019
まとめの絵に書いてある「Web2.0+信頼のプロトコル」というのがなかなか分かりやすい(´・ω・`)#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
ETFを解説しているリンクも貼っておきます(´・ω・`)
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 12, 2019
要するに投資信託の一種ですね。#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨https://t.co/np1JM72R7J
クリプトエコノミクスのくだりを読んでいて思ったけど、もしかして #ブロックチェーン は経済合理的でない攻撃者に対しては脆弱と言えるのかな?
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 13, 2019
可能性としてはかなり低そうだけど、資金が豊富にある、愉快犯やシステムを壊したいだけの攻撃者。#blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
金は価値保存や交換媒体だけでなく、加工して金自体を「金でないといけない」ような有効活用ができるからこその普遍的価値だと思うけど、果たして #ビットコイン でこの種の価値を出せるだろうか?方法はあると思うけど。#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨 #Bitcoin #BTC
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 14, 2019
問題意識の項目について、繋がりを描いた図がまとまってて良い(´・ω・`)
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 15, 2019
どこまで高次を考えるべきかって、どういう基準で判断するんだろう?
果たして #Bitcoin が #Ethereum ライクなUtilityを持つべきかは微妙だよな。。#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)とは別の団体なのか……これはややこしいw
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 16, 2019
JVCEAで2団体が合体して、このへんの団体が一本化されたかと誤認してたw#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨https://t.co/XCBaSbLNQY
#ICO ブームのときに話題が出て一時盛り上がってたやつのリリースがついに近づいてるのか!
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 17, 2019
なんかもはや忘れつつあったけどw#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨 #TON
量子耐性があるとされる #暗号資産 のプロジェクトもいくつかありますよね。
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 18, 2019
個人的には、まさに #ブロックチェーン と #量子コンピュータ を組み合わせた分野をやってみたい。
まだブロックチェーンだけ勉強してる段階だけどw#blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
すごく相性が良さそうな業務提携ですね。#暗号資産 はこんな感じで、地域経済への利用が進むんだろうか?
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 19, 2019
地域ポイント的な使い方は個人的にはあんまり面白くないように思えるんだよなぁ。#ブロックチェーン #blockchain #仮想通貨 #暗号通貨
独自の #暗号資産 を持つことで為替差益/損を最小化できる可能性があるんですね(´・ω・`)
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 20, 2019
これはどういう仕組みで実現するんだろう?#ブロックチェーン #blockchain #仮想通貨 #暗号通貨
やはりマネーロンダリングは #暗号資産 にとって重要な論点だなぁ。
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 21, 2019
思想からすれば匿名性を守りつつ、この問題を回避しないといけない。
でも、論理的に反対概念ではないので、解決策はあるのかも……?#ブロックチェーン #blockchain #仮想通貨 #暗号通貨
ほんとこのサトシ・ナカモト周りの話はいい感じに中二心をくすぐる感じになってるよなwしかも、これが現実にあるのが面白い。だれかこれでラノベ書いてw
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 22, 2019
自称サトシ・ナカモトが、本人の意図で世間を撹乱するためとかだとさらに胸熱w#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
サトシ・ナカモト情報を読みたくて挙げましたが、記事が多分に著者等の憶測を含むので注意。
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 23, 2019
スカウティングICOのノリで、実は"Satoshi Nakamoto"が暗号だったりする胸熱展開が欲しいw#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
国際的に官民連携しつつ、スモールスタートで #リブラ の社会実験やって欲しい(´・ω・`)
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 24, 2019
実際に上手くいくかは、やっぱそれなりに実験しないと分からん。#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
ETHBOARDがサービス終了したというのは残念ですね。
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 25, 2019
数年前に2chの(頃の) #仮想通貨 掲示板は見てましたが、最近は見てないなー。このへんの掲示板もチェックするようにしよう(´・ω・`)#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #暗号通貨
今や結構歴史ありますね。
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 26, 2019
LitecoinのCharlie氏は、2019/9/18って最終アクティブめっちゃ直近にあるぞw#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨 #Bitcoin
HODL自体を最近知ったw
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 27, 2019
しかもここから派生した表現もあるんですね(´・ω・`)
元ネタのURLも貼っておきますw#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨https://t.co/RcUmXw8uSl
ユニセフと仕事をし始めたというの面白そう(´・ω・`)
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 28, 2019
この方と思想がマッチしそうなのもあるけど、「世界中に人員が居る団体」と組むっていう観点なかなか重要だなぁ。#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
#BTC 購入から少額決済まで数秒でできると、クレジットカードより優秀?
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 29, 2019
クレカだと、
カード認識→店側の設定→パスワード入力→パスワード認識確認→決済終了
みたいな感じだけど、少なくともパスワード入力/認識確認は不要っぽい?#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
これなかなか強くね?(´・ω・`)
— ぺろりん@ぶろっくちぇーん (@peroincahin) September 30, 2019
LINE経由で1000円からっていう少額利用が可能で、しかもKYCがこれだけ簡単になると、大衆層にとってかなりハードル下がるのでは。
今後の運用レポートに期待したい(´・ω・`)#ブロックチェーン #blockchain #暗号資産 #仮想通貨 #暗号通貨
Keyword : ブロックチェーンblockcahin暗号資産仮想通貨暗号通貨