Legger nano S がとどいたよ!(後編)
どうも、ぺろりんです。
前回、前々回から続く Ledger NanoS
セットアップのご紹介もようやく最後になりました。
今回はアプリのインストールと、ペアリングの手順をご紹介したいと思います。
(各記事へのリンク)
・Legger nano S がとどいたよ!(前編)
・Legger nano S がとどいたよ!(中編)
・Legger nano S がとどいたよ!(後編) ←今ココ
アプリのインストール
ここで必要なのは、
(1)Ledger Managerでのアプリインストール
(2)ウォレットアプリのインストール
の2つです。
(1)は、 Ledger NanoS
本体の液晶画面に各通貨へ接続するためのアイコンを表示させるために必要です。
(2)は、実際に仮想通貨を管理するためのアプリをPCに用意します。
(1)Ledger Managerでのアプリインストール
前提となるLedger Managerの導入は前回やりましたので、そちらをご参照ください。
まずはGoogle Chromeを開き、アドレスバーに「chrome://apps」と入力してEnter。

するとGoogle Chromeのアプリ一覧を開けられます。

まずはRipple(リップル)でも入れてみましょう。
次の画面で、「Ripple」の横にある[↓]マークをクリックします。

しばらく待つと、Ledger NanoS
本体の液晶画面に「Ripple」アイコンが追加されます。


同じことを、Ethereum(イーサリアム)→Bitroin(ビットコイン)→Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)の順にやってみました。順番にアイコンが増えてきます。



ここで導入したアプリは、1つのLedger NanoS
あたり4つくらいしか入れられないようです。
ただし、このアプリの追加/削除はLedger Managerからいつでもできますし、こちらのアプリを削除してもウォレットの内容が消えたりはしないようです。
よく使う仮想通貨のアプリを入れておくとよさそうですね。
ここまでで
(1)Ledger Managerでのアプリインストール
は終了です。
これで、Ledger NanoS
からRipple、Ethereum、Bitroin、Bitcoin Cashに接続できる準備が整いました。
(2)ウォレットアプリのインストール
さて、続いて仮想通貨を実際に管理するためのウォレットアプリを導入してみましょう。
ここでもまたRippleからやってみましょう。
まずは先ほど使っていたLedger Managerは閉じておきましょう。
Ledger Managerはウォレットアプリと競合するようで、これを開いたままだとうまくウォレットに接続できません。
公式の[Apps]ページへ行き、下の方にある[Ledger Wallet Ripple]をクリック。


飛ばされた先で[GET THE APP]→[DOWNLOAD]と進んで行きます。


しばらくするとダウンロードが終わるので、左下の「^」をクリックして[開く]を選択します。「コンピュータへの変更を許可しますか」的なことを聞かれたら[はい]で。



インストール場所はこだわりがなければデフォルトで[Next]。

デスクトップにショートカットを作りたかったら[Create a desktop shortcut]にチェックを入れます。で、[Next]。

[Install]をクリックしてしばらくするとインストールが完了します。


チェックをつけたまま[Finish]すると、ウォレットアプリが立ち上がってきます。


これでインストール完了。
ちゃんと接続できるか確認しておきましょう。
左右のボタンを使ってLedger NanoS
の[Ripple]アイコンを選択し、両方のボタンを同時押しします。

このセクションのはじめにLedger Managerを閉じましたが、開いたままだとたぶんこのへんで失敗します。
失敗した場合、Ledger Managerを閉じてからRippleのウォレットアプリを再起動してみてください。
うまく接続できると、Use wallet to view accounts(ウォレットを使ってアカウントを見てね)と表示され、PC上ではRippleのウォレットが開かれます。


ちなみに送金ページはこんな感じ。Fee(手数料)は0.00001XRP!

ウォレットを閉じるには、Ledger NanoS
で左右のボタンから[Quit app]を選択し、両方のボタンを押します。

すると、PC上では接続前の状態に戻ります。

これで、ウォレットアプリのインストールが終わりました。
他の仮想通貨のウォレットアプリ
BitcoinとEthereumの方も入れてみたのでそちらも載せておきます。
まずはBitcoinの方。公式の[Apps]ページへ行き、下の方にある[Ledger Wallet Bitcoin & Altcoins]をクリック。

次のページから、[GET THE APPS]→[INSTALL]→[CHROME に追加]→[アプリを追加]とすすんでいきます。「コンピュータへの変更を許可しますか」的なことを聞かれたら[はい]で。




すると、Google Chromeのアプリ一覧に「Ledger Wallet Bit...」というのが追加されます。

このアプリを選ぶと、ウォレットへ接続するための画面が開かれます。

これはBitcoin以外の仮想通貨にも対応しているので、ここではBitcoin Cashのウォレットを開いてみましょう。
Ledger NanoS
から「Bitcoin Cash」のアイコンを選択し、両方のボタンを押して決定すると、ウォレットに接続できます。

先ほどのページで[Bitcoin Cash]を選択し、次の画面で[SPLIT]を選択します。ここはSPLITの方がよさそうです。

しばらく待つと接続できます。接続できない場合は、Ledger Managerか他のウォレットを閉じてから、Bitcoinのウォレットを再起動してやり直してみてください。ウォレットアプリは競合するようで1つしか開けないみたいです。


中はこんな感じ。


次にEthereumをやってみます。公式の[Apps]ページへ行き、下の方にある[Ledger Wallet Ethereum]をクリック。

次のページから、[GET THE APP]→[INSTALL]→[CHROME に追加]→[アプリを追加]とすすみます。「コンピュータへの変更を許可しますか」的なことを聞かれたら[はい]で。




Google Chromeのアプリ一覧で[Ledger Wallet Eth...]が追加されます。

これを選択すると、接続するためのページが開かれます。

Ledger NanoS
から「Ethereum」のアイコンを選択し、両方のボタンを押してウォレットに接続します。
今回は[ETH Ethereum]を選択してみましょう。


しばらくすると接続できます。中身はこんな感じ。接続できない場合は、Ledger Managerか他のウォレットを閉じてから、Ethereumのウォレットを再起動してやり直してみてください。ウォレットアプリは競合するようで1つしか開けないみたいです。


途中にも何度か書きましたが、うまく接続できない場合はLedger Managerか他のウォレット(もしくはウォレット以外のChromeアプリ)を閉じてから、接続したウォレットアプリを再起動して接続をやり直してみてください。
それでもうまくいかない場合、以下(1)→(2)の順に試してみるのが良いかと思います。
(1)Google Chromeのアプリとウォレットアプリをすべて閉じてから、Ledger Managerのアプリを消して入れなおす。
(2)Google Chromeのアプリとウォレットアプリをすべて閉じてから、ウォレットアプリを消して入れなおす。
(参考)
・Ledger Nano S のセットアップ(Ledger日本正規代理店Hardwarewallet.jp-ハードウェアウォレット)
・Ledger Nano Sに仮想通貨を保管(Ledger日本正規代理店Hardwarewallet.jp-ハードウェアウォレット)
・Ledgerへビットコインキャッシュ送受金(Ledger日本正規代理店Hardwarewallet.jp-ハードウェアウォレット)
・アプリのインストール&ファームウエアの更新(株式会社 Earth Ship)
・Ledger Nano S 設定ガイド(株式会社 Earth Ship)
・「Ledger Nano S」の使い方と初期に理解できずにハマったこと。アルトコインのウォレットや通貨上限数などについて解説します(しきしまにっき)
・Ledger Nano S(レジャーナノS)の使い方とRipple XRP(リップル)保管(投資をテコに、人生ハードモードからの脱却!)
ペアリング
最後にLedger NanoS
のペアリングをやってみましょう。
これをやるには、Ledger NanoS
が2台(以上)必要です。
私は今回、故障などのバックアップ用に2台用意しておきました。
ペアリングによってLedger NanoS
本体が壊れたとき用のバックアップを作成しておけます。
ペアリングしてやると2つとも同じ内容を見れるようになります。
では設定していきましょう。
ペアリングする2台目のLedger NanoS
と、パスフレーズのシートを用意しておいてください。
まずは新品の2台目をPCにつなぎます。

Pres both buttons to begin(はじめるには両方のボタンを押してね)とあるので両方のボタンを押します。

Configure as new device?(新しいデバイスとして構成する?)で×とある左側のボタンを押します。

Restore congiguration?(リストアの構成?)でチェックマークのある右側のボタンを押します。このペアリングという方法は、新しいデバイスにリストアしてやることで、1台目と同じ内容を見せます。

1. Choose a PIN code(PINコードを選んでね)でPINコードを設定します。1台目と同じものにする必要はありません。セキュリティ的にはむしろ違うPINコードにした方が良いでしょう。

2. Confirm your PIN code(あなたのPINコードを確認してね)で、前のページで入力したPINコードをもう一度入力して確認します。

3. Enter your recovery phrase(リカバリーフレーズを入れてね)では両方のボタンを押してページを送ります。

Select the number of words to restore(リストアするための単語数を選んでね)の次のページで、リカバリーフレーズの数(今回は24)を選びます。


Enter first letters of word #1(1番目の単語の1つ目の文字を入れてね)の次のページで、言われた通り1つ目のリカバリーフレーズの1文字目を選びます。すると、次のページで2文字目かいくつかの単語の候補が出てきますので、自分のリカバリーフレーズの単語を選択します。


これを繰り返してリストア終了です。

Your device is now ready(あなたのデバイスの準備ができたよ)

これで、ペアリングも終了しました。
(参考)
・Ledger Nano S のペアリング(Ledger日本正規代理店Hardwarewallet.jp-ハードウェアウォレット)
まとめ
長々と書いてしまいましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。
やったことは、
開封→初期設定→ファームウェア更新→アプリインストール→ペアリング
でした。
慣れると難しくないですが、はじめてだと2時間くらいは見といた方が良いかなと思います。
前回、前々回から続く Ledger NanoS

今回はアプリのインストールと、ペアリングの手順をご紹介したいと思います。
(各記事へのリンク)
・Legger nano S がとどいたよ!(前編)
・Legger nano S がとどいたよ!(中編)
・Legger nano S がとどいたよ!(後編) ←今ココ
アプリのインストール
ここで必要なのは、
(1)Ledger Managerでのアプリインストール
(2)ウォレットアプリのインストール
の2つです。
(1)は、 Ledger NanoS

(2)は、実際に仮想通貨を管理するためのアプリをPCに用意します。
(1)Ledger Managerでのアプリインストール
前提となるLedger Managerの導入は前回やりましたので、そちらをご参照ください。
まずはGoogle Chromeを開き、アドレスバーに「chrome://apps」と入力してEnter。

するとGoogle Chromeのアプリ一覧を開けられます。

まずはRipple(リップル)でも入れてみましょう。
次の画面で、「Ripple」の横にある[↓]マークをクリックします。

しばらく待つと、Ledger NanoS



同じことを、Ethereum(イーサリアム)→Bitroin(ビットコイン)→Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)の順にやってみました。順番にアイコンが増えてきます。



ここで導入したアプリは、1つのLedger NanoS

ただし、このアプリの追加/削除はLedger Managerからいつでもできますし、こちらのアプリを削除してもウォレットの内容が消えたりはしないようです。
よく使う仮想通貨のアプリを入れておくとよさそうですね。
ここまでで
(1)Ledger Managerでのアプリインストール
は終了です。
これで、Ledger NanoS

(2)ウォレットアプリのインストール
さて、続いて仮想通貨を実際に管理するためのウォレットアプリを導入してみましょう。
ここでもまたRippleからやってみましょう。
まずは先ほど使っていたLedger Managerは閉じておきましょう。
Ledger Managerはウォレットアプリと競合するようで、これを開いたままだとうまくウォレットに接続できません。
公式の[Apps]ページへ行き、下の方にある[Ledger Wallet Ripple]をクリック。


飛ばされた先で[GET THE APP]→[DOWNLOAD]と進んで行きます。


しばらくするとダウンロードが終わるので、左下の「^」をクリックして[開く]を選択します。「コンピュータへの変更を許可しますか」的なことを聞かれたら[はい]で。



インストール場所はこだわりがなければデフォルトで[Next]。

デスクトップにショートカットを作りたかったら[Create a desktop shortcut]にチェックを入れます。で、[Next]。

[Install]をクリックしてしばらくするとインストールが完了します。


チェックをつけたまま[Finish]すると、ウォレットアプリが立ち上がってきます。


これでインストール完了。
ちゃんと接続できるか確認しておきましょう。
左右のボタンを使ってLedger NanoS


このセクションのはじめにLedger Managerを閉じましたが、開いたままだとたぶんこのへんで失敗します。
失敗した場合、Ledger Managerを閉じてからRippleのウォレットアプリを再起動してみてください。
うまく接続できると、Use wallet to view accounts(ウォレットを使ってアカウントを見てね)と表示され、PC上ではRippleのウォレットが開かれます。


ちなみに送金ページはこんな感じ。Fee(手数料)は0.00001XRP!

ウォレットを閉じるには、Ledger NanoS


すると、PC上では接続前の状態に戻ります。

これで、ウォレットアプリのインストールが終わりました。
他の仮想通貨のウォレットアプリ
BitcoinとEthereumの方も入れてみたのでそちらも載せておきます。
まずはBitcoinの方。公式の[Apps]ページへ行き、下の方にある[Ledger Wallet Bitcoin & Altcoins]をクリック。

次のページから、[GET THE APPS]→[INSTALL]→[CHROME に追加]→[アプリを追加]とすすんでいきます。「コンピュータへの変更を許可しますか」的なことを聞かれたら[はい]で。




すると、Google Chromeのアプリ一覧に「Ledger Wallet Bit...」というのが追加されます。

このアプリを選ぶと、ウォレットへ接続するための画面が開かれます。

これはBitcoin以外の仮想通貨にも対応しているので、ここではBitcoin Cashのウォレットを開いてみましょう。
Ledger NanoS


先ほどのページで[Bitcoin Cash]を選択し、次の画面で[SPLIT]を選択します。ここはSPLITの方がよさそうです。

しばらく待つと接続できます。接続できない場合は、Ledger Managerか他のウォレットを閉じてから、Bitcoinのウォレットを再起動してやり直してみてください。ウォレットアプリは競合するようで1つしか開けないみたいです。


中はこんな感じ。


次にEthereumをやってみます。公式の[Apps]ページへ行き、下の方にある[Ledger Wallet Ethereum]をクリック。

次のページから、[GET THE APP]→[INSTALL]→[CHROME に追加]→[アプリを追加]とすすみます。「コンピュータへの変更を許可しますか」的なことを聞かれたら[はい]で。




Google Chromeのアプリ一覧で[Ledger Wallet Eth...]が追加されます。

これを選択すると、接続するためのページが開かれます。

Ledger NanoS

今回は[ETH Ethereum]を選択してみましょう。


しばらくすると接続できます。中身はこんな感じ。接続できない場合は、Ledger Managerか他のウォレットを閉じてから、Ethereumのウォレットを再起動してやり直してみてください。ウォレットアプリは競合するようで1つしか開けないみたいです。


途中にも何度か書きましたが、うまく接続できない場合はLedger Managerか他のウォレット(もしくはウォレット以外のChromeアプリ)を閉じてから、接続したウォレットアプリを再起動して接続をやり直してみてください。
それでもうまくいかない場合、以下(1)→(2)の順に試してみるのが良いかと思います。
(1)Google Chromeのアプリとウォレットアプリをすべて閉じてから、Ledger Managerのアプリを消して入れなおす。
(2)Google Chromeのアプリとウォレットアプリをすべて閉じてから、ウォレットアプリを消して入れなおす。
(参考)
・Ledger Nano S のセットアップ(Ledger日本正規代理店Hardwarewallet.jp-ハードウェアウォレット)
・Ledger Nano Sに仮想通貨を保管(Ledger日本正規代理店Hardwarewallet.jp-ハードウェアウォレット)
・Ledgerへビットコインキャッシュ送受金(Ledger日本正規代理店Hardwarewallet.jp-ハードウェアウォレット)
・アプリのインストール&ファームウエアの更新(株式会社 Earth Ship)
・Ledger Nano S 設定ガイド(株式会社 Earth Ship)
・「Ledger Nano S」の使い方と初期に理解できずにハマったこと。アルトコインのウォレットや通貨上限数などについて解説します(しきしまにっき)
・Ledger Nano S(レジャーナノS)の使い方とRipple XRP(リップル)保管(投資をテコに、人生ハードモードからの脱却!)
ペアリング
最後にLedger NanoS

これをやるには、Ledger NanoS

私は今回、故障などのバックアップ用に2台用意しておきました。
ペアリングによってLedger NanoS

ペアリングしてやると2つとも同じ内容を見れるようになります。
では設定していきましょう。
ペアリングする2台目のLedger NanoS

まずは新品の2台目をPCにつなぎます。

Pres both buttons to begin(はじめるには両方のボタンを押してね)とあるので両方のボタンを押します。

Configure as new device?(新しいデバイスとして構成する?)で×とある左側のボタンを押します。

Restore congiguration?(リストアの構成?)でチェックマークのある右側のボタンを押します。このペアリングという方法は、新しいデバイスにリストアしてやることで、1台目と同じ内容を見せます。

1. Choose a PIN code(PINコードを選んでね)でPINコードを設定します。1台目と同じものにする必要はありません。セキュリティ的にはむしろ違うPINコードにした方が良いでしょう。

2. Confirm your PIN code(あなたのPINコードを確認してね)で、前のページで入力したPINコードをもう一度入力して確認します。

3. Enter your recovery phrase(リカバリーフレーズを入れてね)では両方のボタンを押してページを送ります。

Select the number of words to restore(リストアするための単語数を選んでね)の次のページで、リカバリーフレーズの数(今回は24)を選びます。


Enter first letters of word #1(1番目の単語の1つ目の文字を入れてね)の次のページで、言われた通り1つ目のリカバリーフレーズの1文字目を選びます。すると、次のページで2文字目かいくつかの単語の候補が出てきますので、自分のリカバリーフレーズの単語を選択します。


これを繰り返してリストア終了です。

Your device is now ready(あなたのデバイスの準備ができたよ)

これで、ペアリングも終了しました。
(参考)
・Ledger Nano S のペアリング(Ledger日本正規代理店Hardwarewallet.jp-ハードウェアウォレット)
まとめ
長々と書いてしまいましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。
やったことは、
開封→初期設定→ファームウェア更新→アプリインストール→ペアリング
でした。
慣れると難しくないですが、はじめてだと2時間くらいは見といた方が良いかなと思います。