「CRYPTALS」の中の人にインタビューされてきた話
どうも、ぺろりんです。
ISID(電通国際情報サービス)による仮想通貨の情報収集ツール「CRYPTALS」を以前軽いノリでご紹介したのですが、記事を見て下さった中の人からお声がけいただき、先日、都内某所でインタビューされてきました!
私からはユーザー目線の感想をいくつかお伝えしたり、先方からは「CRYPTALS」というサービスについての思いなんかも聞くことができてとても有意義でした。
個人的なブロックチェーンに関する考えについても聞いていただき、以前記事で書いた話もしてみました。
今回の記事では、個人的な情報の整理がてら、「CRYPTALS」の中の人とお話しした内容をまとめてみようと思います。
(書くとマズそうなところや間違いがありましたらご連絡くださいw)
CRYPLALSとは?
はじめにCRYPLALSについて、いくつかご説明いただきました。
私自身知らなかったことが多くて興味深かったので、この記事を読んでくださっている皆さまにも共有しておきます!
CRYPLALSができた経緯
実は、CRYPTALSが企画されたのはcoincheckのNEM流出事件がきっかけだったそうです。
事件が起きた当時、公式よりも12時間くらい早い段階でインフルエンサーたちが異変に気付き、SNSでは情報が出回っていたそうです。
これを見て、SNSから機械的に情報を抽出できていれば、もっと早く事件に気付けて対応もできたんじゃないかという思いで、この「SNSから機械的に情報を抽出」する仕組みを「CRYPLALS」を作って実現したのだそうです。
そんな経緯もあって、「誰よりも早く、市場のトレンドをゲットしよう。」というのがコンセプトになったそうな。
CRYPLALSの特徴
CRYPLALSの特徴は、
(1)アルゴリズムにより機械的に
(2)SNS(Twitter)から
(3)特定の言語に特化せず
仮想通貨関連の情報を抽出してくるところです。
「誰よりも早く」というコンセプトのもと、早い段階で情報が出回るTwitterの情報を抽出しています。
CRYPTALSの実績
これまでの実績としては、「機械的に」情報を抽出することで、各メディアよりも2時間ほど早く情報を配信できているそうです。
最近のCRYPTALS
開いてみるとわかりますが、最近のCRYPTALSはめっちゃ重いですw
開発チームとしても問題として対応されていて応答時間は2秒が目標だそうなので、近日中にもっとサクサク動くようになるかも?!
また、情報の抽出アルゴリズムについては東京大学和泉・坂地研究室との共同研究もされているようです。
抽出アルゴリズムがもっといい感じになるのをマジで期待しています!!
お伝えしたCYPTALSへの感想・要望
どれくらい反映されるかはわかりませんが、私がお伝えしたCRYPTALSへの感想や要望を書いておきます。
今後のアップデートでこれらの内容が実装されるかも知れないので、気になる機能がなどがあれば今後もCRYPTALSの動向をチェックしておくことをおすすめします。
〈感想〉
・スマホで見るとレイアウトがくずれることがある
・UIがところどころ見づらい
・グラフとツイートが紐づけられているのがおもしろい
・リツイートにより同じ内容のツイートが重複して出現しているのは意味がないのではないか?
・グラフに紐づいたツイートを見るときは、以前実装されていたモーダルの方が見やすかった
〈要望〉
・もっといい感じのトレンドワードを拾って欲しい
・スマホアプリ版が欲しい
・スマホでもグラフが見たい
・各ページのトピック(「全て」、「ビットコイン」、…)を増やして欲しい
・「Sentiment Analysis」で、ポジティブだけ、ネガティブだけ、という見方もしたい
・使い方のヘルプが欲しい
個人的には、トレンドワード抽出を洗練していただきたい旨と、スマホアプリ版が欲しい旨を強調しおきましたw
今のトレンドワードだと「仮想通貨」とか「ビットコイン」みたいなトリビアルなワードが上位にあってあまり使えない印象ですが、まずこのトレンドワードが、もっとニッチというか、Twitterのトレンドワードみたいに「そんなワードがトレンドになってるの??」みたいなものになるともっと使えるツールになるんじゃないかと思っています。
スマホアプリ版も必須だと思っています。
PCよりもスマホを開く方が明らかに手軽で外でも使いやすく、ちょいちょい確認する上ではスマホを使うことが多いと思うのですが、現状のPC版をスマホでブラウザから見るとレイアウトなどの問題で使いづらいです。
通知設定にしても、スマホアプリ版としてリリースされればわざわざLINE連携する必要もありません。
一応個人的に使いやすいUIとしてcoincheckとお伝えしておいたので、その内coincheckに イ ン ス パ イ ア さ れ た UIになっているかも知れません(笑)
ついでにこれを書きながら思いましたが、「Buzz Topics」の注目度が炎のマークで表されているの、これ微妙に見にくいかも。他のユーザーはこれが「注目度」ってわかっているんだろうか……。
直観的にわかるという意味では、むしろ数値とか、文字や記載領域のサイズを変える方がわかりやすかったりするのでは?
CRYPTALSの今後
これはさすがに書くとダメな気がするので「お楽しみに」ということにしておきますが、今後のアイデアのひとつとして聞いたとあるアイデアが個人的に興味深かったのでぜひ実現して欲しいと思っています。
これはブロックチェーンらしい方向性のアイデアだったので、日本では流行りにくいかも知れませんが、実装されるとおもしろそうだなと。
感想など
冒頭の経緯のお話をきいてみて、coincheckの事件はやっぱり仮想通貨業界にかなり影響を与えているなぁという印象を受けました。
ここから今年の仮想通貨市場が低調になったり、自主規制団体が発足したりと色々ありました。
遅かれ早かれこういう事件は起こるだろうとは思っていましたが、ポジティブに考えるとすれば、2020年というオリンピックの年に向けて2年くらいあるようなタイミングでこの事件が起こったのって、意外と良かったのかも知れません。
今年に入ってから事件によるプレッシャーによって、仮想通貨業界の整備が進んだのもまた事実かなと思いますし、もう1年あれば回復の余地もあるように思えます。
CRYPLALSに関して言えば、仮想通貨関連のこういうツールって、(もっとちゃんと探すと見つかるのかも知れませんが)意外と見かけないです。
現状の実績としてメディアよりも2時間程度早く情報を配信できているとのことなので、特に短期で取引されている方にとっては、CRYPLALSは市場予測するための良い情報源になるのではないでしょうか。
ちなみに余談ですが、ちょいちょい本屋で見かけるいちばんやさしいブロックチェーンの教本
はここの内部の方が書いているそうです。気になる方はこちらもどうぞw
というわけで、CRYPTALSの中の人からインタビューしていただいた話でした。
ISID(電通国際情報サービス)による仮想通貨の情報収集ツール「CRYPTALS」を以前軽いノリでご紹介したのですが、記事を見て下さった中の人からお声がけいただき、先日、都内某所でインタビューされてきました!
私からはユーザー目線の感想をいくつかお伝えしたり、先方からは「CRYPTALS」というサービスについての思いなんかも聞くことができてとても有意義でした。
個人的なブロックチェーンに関する考えについても聞いていただき、以前記事で書いた話もしてみました。
今回の記事では、個人的な情報の整理がてら、「CRYPTALS」の中の人とお話しした内容をまとめてみようと思います。
(書くとマズそうなところや間違いがありましたらご連絡くださいw)
CRYPLALSとは?
はじめにCRYPLALSについて、いくつかご説明いただきました。
私自身知らなかったことが多くて興味深かったので、この記事を読んでくださっている皆さまにも共有しておきます!
CRYPLALSができた経緯
実は、CRYPTALSが企画されたのはcoincheckのNEM流出事件がきっかけだったそうです。
事件が起きた当時、公式よりも12時間くらい早い段階でインフルエンサーたちが異変に気付き、SNSでは情報が出回っていたそうです。
これを見て、SNSから機械的に情報を抽出できていれば、もっと早く事件に気付けて対応もできたんじゃないかという思いで、この「SNSから機械的に情報を抽出」する仕組みを「CRYPLALS」を作って実現したのだそうです。
そんな経緯もあって、「誰よりも早く、市場のトレンドをゲットしよう。」というのがコンセプトになったそうな。
CRYPLALSの特徴
CRYPLALSの特徴は、
(1)アルゴリズムにより機械的に
(2)SNS(Twitter)から
(3)特定の言語に特化せず
仮想通貨関連の情報を抽出してくるところです。
「誰よりも早く」というコンセプトのもと、早い段階で情報が出回るTwitterの情報を抽出しています。
CRYPTALSの実績
これまでの実績としては、「機械的に」情報を抽出することで、各メディアよりも2時間ほど早く情報を配信できているそうです。
最近のCRYPTALS
開いてみるとわかりますが、最近のCRYPTALSはめっちゃ重いですw
開発チームとしても問題として対応されていて応答時間は2秒が目標だそうなので、近日中にもっとサクサク動くようになるかも?!
また、情報の抽出アルゴリズムについては東京大学和泉・坂地研究室との共同研究もされているようです。
抽出アルゴリズムがもっといい感じになるのをマジで期待しています!!
お伝えしたCYPTALSへの感想・要望
どれくらい反映されるかはわかりませんが、私がお伝えしたCRYPTALSへの感想や要望を書いておきます。
今後のアップデートでこれらの内容が実装されるかも知れないので、気になる機能がなどがあれば今後もCRYPTALSの動向をチェックしておくことをおすすめします。
〈感想〉
・スマホで見るとレイアウトがくずれることがある
・UIがところどころ見づらい
・グラフとツイートが紐づけられているのがおもしろい
・リツイートにより同じ内容のツイートが重複して出現しているのは意味がないのではないか?
・グラフに紐づいたツイートを見るときは、以前実装されていたモーダルの方が見やすかった
〈要望〉
・もっといい感じのトレンドワードを拾って欲しい
・スマホアプリ版が欲しい
・スマホでもグラフが見たい
・各ページのトピック(「全て」、「ビットコイン」、…)を増やして欲しい
・「Sentiment Analysis」で、ポジティブだけ、ネガティブだけ、という見方もしたい
・使い方のヘルプが欲しい
個人的には、トレンドワード抽出を洗練していただきたい旨と、スマホアプリ版が欲しい旨を強調しおきましたw
今のトレンドワードだと「仮想通貨」とか「ビットコイン」みたいなトリビアルなワードが上位にあってあまり使えない印象ですが、まずこのトレンドワードが、もっとニッチというか、Twitterのトレンドワードみたいに「そんなワードがトレンドになってるの??」みたいなものになるともっと使えるツールになるんじゃないかと思っています。
スマホアプリ版も必須だと思っています。
PCよりもスマホを開く方が明らかに手軽で外でも使いやすく、ちょいちょい確認する上ではスマホを使うことが多いと思うのですが、現状のPC版をスマホでブラウザから見るとレイアウトなどの問題で使いづらいです。
通知設定にしても、スマホアプリ版としてリリースされればわざわざLINE連携する必要もありません。
一応個人的に使いやすいUIとしてcoincheckとお伝えしておいたので、その内coincheckに イ ン ス パ イ ア さ れ た UIになっているかも知れません(笑)
ついでにこれを書きながら思いましたが、「Buzz Topics」の注目度が炎のマークで表されているの、これ微妙に見にくいかも。他のユーザーはこれが「注目度」ってわかっているんだろうか……。
直観的にわかるという意味では、むしろ数値とか、文字や記載領域のサイズを変える方がわかりやすかったりするのでは?
CRYPTALSの今後
これはさすがに書くとダメな気がするので「お楽しみに」ということにしておきますが、今後のアイデアのひとつとして聞いたとあるアイデアが個人的に興味深かったのでぜひ実現して欲しいと思っています。
これはブロックチェーンらしい方向性のアイデアだったので、日本では流行りにくいかも知れませんが、実装されるとおもしろそうだなと。
感想など
冒頭の経緯のお話をきいてみて、coincheckの事件はやっぱり仮想通貨業界にかなり影響を与えているなぁという印象を受けました。
ここから今年の仮想通貨市場が低調になったり、自主規制団体が発足したりと色々ありました。
遅かれ早かれこういう事件は起こるだろうとは思っていましたが、ポジティブに考えるとすれば、2020年というオリンピックの年に向けて2年くらいあるようなタイミングでこの事件が起こったのって、意外と良かったのかも知れません。
今年に入ってから事件によるプレッシャーによって、仮想通貨業界の整備が進んだのもまた事実かなと思いますし、もう1年あれば回復の余地もあるように思えます。
CRYPLALSに関して言えば、仮想通貨関連のこういうツールって、(もっとちゃんと探すと見つかるのかも知れませんが)意外と見かけないです。
現状の実績としてメディアよりも2時間程度早く情報を配信できているとのことなので、特に短期で取引されている方にとっては、CRYPLALSは市場予測するための良い情報源になるのではないでしょうか。
ちなみに余談ですが、ちょいちょい本屋で見かけるいちばんやさしいブロックチェーンの教本
というわけで、CRYPTALSの中の人からインタビューしていただいた話でした。